スバル「次期レヴォーグ」 日本ではなく欧州で発表した理由

 まず、スバル全体の現状から振り返ってみましょう。最近のスバルは業績が絶好調です。2016年4月~2017年3月の2017年3月期の全世界販売台数106万5000台を記録。スバルとしては初の100万台を超えることができました。

 全世界販売台数、連結売上高は5期連続で過去最高を記録中。そして、その原動力となっているのが北米です。なんと北米での販売台数は8期連続で過去最高を更新中です。そのため年間106万台の販売のうち、北米は72万台を占めるほどに。日本は15万8000台と2番目で、その他の欧州やオーストラリア、中国などの地域がそれぞれ4~5万台となっています。つまり、スバルの主戦場は北米マーケットになっていたのです。

 そうした状況のスバルでは、いったいどんな車種が売れているのでしょうか。

 世界市場に限っていえば、一番売れているのは「レガシィ」です。年間33万台も世界で売れています。その次は「フォレスター」で27万台。そして「インプレッサ」の27万台と続きます。「レヴォーグ」といえば、たったの6800台。まさに桁違い。

 国内市場での販売は「レガシィ」1万1000台、「フォレスター」2万4000台、「インプレッサ」5万1000台に対して「レヴォーグ」2万4000台と、それほど悪くはありません。逆に言えば、海外市場でぜんぜん売れてないのが「レヴォーグ」だったのです。

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