日本土産は「携帯お尻洗浄機」パナ、TOTOが外国人旅行客向け販売強化:イザ!

2013.9.3 23:20

日本土産は「携帯お尻洗浄機」パナ、TOTOが外国人旅行客向け販売強化

 パナソニックやTOTOが携帯型のお尻洗浄機の販売を強化している。日本では据え置き型の温水洗浄便座の世帯普及率は7割を超え、海外からの旅行客にも評判が高い。持ち運びができる携帯型の商品は、外国人旅行者にも好評で、日本ならではのお土産として売り込む構えだ。

 パナソニックは21日、携帯お尻洗浄機の新製品「ハンディトワレ・スリム」(想定価格約1万円)を売り出す。国内生産で、外国人受けする正真正銘の「メード・イン・ジャパン」だ。高さ15・4センチ、直径4・5センチで、単4アルカリ乾電池2本で動く。好みに合わせて水勢なども変えられる。

 販売計画は現行モデルの約5倍に相当する月5千台と強気で、家電量販店などでの売り場面積を2~3倍に拡大する。訪日外国人が立ち寄る東京・秋葉原の免税店や空港の旅行用品店での販売も検討している。

 一方、TOTOは携帯お尻洗浄機「携帯ウォシュレット」(希望小売価格1万1530円)の累計出荷台数が今年3月に50万台を突破した。「訪日外国人のほか、停電中も使えると国内でも注目されている」(同社)といい、販売に力を入れている。

 円安で日本への旅行に割安感が出ているのに加え、7月から東南アジア5カ国の旅行客に対するビザの発給要件が緩和され、訪日外国人数は増加傾向にある。各社は「日本では当たり前の水回り設備」(TOTO)になった温水洗浄便座を海外に広げる好機とみている。