【主張】こどもの日 全員で協力し戦おう ひとりぼっちではない

 きちんとマスクをして通学している子供たちに、よく出会います。暑くなってきているのに偉いな、と思います。

 今年も新型コロナウイルスが収まらない中での「こどもの日」となりました。地方によっては昨年以上に大変な日が続いています。

 コロナ流行の第4波は、これまでになくひどいものになっています。東京、大阪、兵庫、京都の4都府県には、また緊急事態宣言が出されました。大阪では、コロナにうつる人が急に増えすぎて病院が十分に対応できないほどになりました。

 他の地方でも、うつる人がたくさん出ています。

 これまでと違ったコロナウイルスがはやり、子供にもうつりやすいとされています。うつらない、人にうつさないと、改めて細心の注意を払わないといけません。

 「コロナ慣れ」や「コロナ疲れ」という言葉を聞いたことがあるでしょう。コロナに用心する日が長く続きすぎ、つい気がゆるんでしまうのです。子供だって、ときにはそうなってしまうかもしれません。

 それではいけないのです。マスクや手洗いはもちろん、3密(密閉、密集、密接)を避けるなどの予防を続けましょう。

 用心しない大人もいますが、まねをしてはいけません。みなさん、お手本になってください。子供も、大人も、協力しないと、コロナに勝てません。

 授業をオンラインで行っている学校もあります。友達と机を並べて勉強し、思い切りスポーツもしたいでしょう。けれども今はこれまで以上に気をつけないといけません。ふつうに授業が行われている学校でもそうです。

 長引くコロナとの戦いで、心にも負担がかかっています。大人だけでなく子供にとってもそうなのです。苦しくなったり、いらいらしたりすることがあるかもしれません。

 でも、それはみなさんが悪いわけでは、ちっともないのです。何かおかしいと思ったら、苦しさやしんどさを一人で抱えず、親や先生、友人に相談してみてください。

 つらいニュースがありました。令和2年の小中高生の自殺が、統計のある昭和55年からでは最も多い499人となったというのです。

 厚生労働省は、コロナで進路や家族の不和に悩む人が増えたとみられる、としました。コロナで大変な思いをしている家庭は、たくさんあります。

 けれども、決して自ら命を絶たないでください。だれもひとりぼっちではありません。どこかに自分のことを見て、力になってくれる人がいます。やはり相談してみることが大切です。

 子供は日本の宝です。だれもが、みなさんのことを大好きです。すこやかな成長を願ってやみません。

 コロナとの戦いはしばらく続きます。全員で協力して戦いに勝ちましょう。予防の基本を守り、勉強も運動も、感染に気をつけながら、できることをやっていきましょう。

 そして日本と世界の未来を、力強く築いていってください。

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