笹川陽平氏に「正論大賞」授与

 第35回「正論大賞」(フジサンケイグループ主催)の表彰式が17日、東京・紀尾井町のホテルニューオータニで行われた。大賞を受賞した日本財団会長の笹川陽平氏(81)に、産経新聞の飯塚浩彦社長からブロンズ彫刻「飛翔」(御正=みしょう=進氏制作)と賞金が贈られた。

 笹川氏は昨年年頭の本紙「正論」欄で「中国古典にとらわれず新元号を」と主張するなどの言論活動や、ハンセン病抑圧活動をはじめとする40年以上に及ぶ慈善活動が高く評価された。

 飯塚社長は「これまでの『正論』欄への寄稿は実に126本、言いにくいことも言うべきは言う姿勢を貫かれた」と笹川氏の功績をたたえた。

 挨拶した笹川氏は、副賞の100万円を心臓病の子供を救う「明美ちゃん基金」(産経新聞厚生文化事業団運営)に寄付すると表明。また、独立国の要件は自国の軍隊を持つことだとして「憲法の改正が必要だが、この言葉はちゃぶ台をひっくり返すことのように国民に受け止められかねないので、『憲法修正』としていただきたい」と訴えた。さらに「日本は独自の文明があり2000年を超える歴史と伝統を持つ国であるという誇りを、私たちは忘れてはいけない」と熱弁をふるった。

 第20回正論新風賞を受賞した評論家の江崎道朗氏(57)の表彰式は、10月12日に大阪で行われる。

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