群馬「正論」懇話会 古川勝久氏「北朝鮮は核を容易に手放さず。非核化にはまだ時間」

 群馬「正論」懇話会の第51回講演会が3日、前橋市の前橋商工会議所会館で開かれ、国連安全保障理事会北朝鮮制裁委員会の専門家パネル元委員、古川勝久氏が「朝鮮半島はどう動くか? 北朝鮮非核化の行方と課題」と題して講演した。

 古川氏は、6月の米朝首脳会談で合意した非核化について「核兵器は北朝鮮が半世紀以上かけて育てた資産。容易に手放すはずがない」と指摘した。「トランプ米大統領は過去の政権が北朝鮮と交わした合意を全て無視して撃沈した」と述べ、「非核化へのプロセスは複雑でまだまだ長い時間がかかる」と語った。

 また、日本製品をシンガポールで調達して北朝鮮に密輸するネットワークなどを例に挙げ、「日本の金融機関や企業が知らないうちに北朝鮮の経済活動に加担してしまう危険がある」と警鐘を鳴らした。

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