【甘口辛口】“育成枠”少なすぎる巨人 時代逆行の“無国籍”球団もまた一興か

 ■12月3日 5年総額30億円とは日本の移籍金もメジャー並みになったものだ。広島から国内FA宣言した丸佳浩外野手(29)が巨人移籍を表明した。久しぶりに旬な選手のFA移籍だが、丸を悩ませたのは広島が4年総額17億円、ロッテも6年総額25億円と“金満球団”でなくとも、それなりの金を用意したからではないか。

 結局巨人に落ち着いたが、母校の千葉経大付・松本吉啓監督は「丸が3年のとき一番先に挨拶にきたのが広島で、巨人も熱心に誘ってくれた。まんざら縁がないわけではない」と話す。丸は最速144キロのエースだったが、広島は打撃のセンスや足の速さから野手としての素質を見抜き実際にここまで育てあげた。

 さすが、育成には定評があり若手が次々に台頭する広島といえるが、もし巨人が獲得していたらどうだったか。「巨人は打てなくても使い続ける“育成枠”が少なすぎる。他球団みたいに、たとえば“7、8、9番は長い目で見よう”といったガマンがないから…」と専門家は首をひねった。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ