大韓サッカー協会(KFA)は韓国メディアで報じられた審判員への性接待問題について、8日に公式サイトに声明文を掲載した。「今は行っていない」ことを強調した。
韓国メディア「JTBC」などが6日に報じたところによると、KFAは2011年から2012年にかけて、W杯予選などの国際試合を担当した外国人審判員らに対し、風俗店などで不適切な接待を行っていたとされる。当時の関係者が「慣例だった」と証言したことや、事実が長年隠蔽されていたことで、2002年日韓W杯での不可解な判定に対する「買収疑惑」も世界的に再燃するなど、大きな波紋を呼んでいた。
こうした事態を受け、KFAは8日に「サッカーファンおよびサッカー関係者の皆様へ」と題した謝罪声明を発表。十数年前の出来事に対する報道や家宅捜索の事実に触れて謝罪しつつも、「現在はこのような不適切な行為は絶対に発生していない」と現状の潔白を強く主張した。
KFAが発表した声明の全文は以下の通り。
サッカーファンおよびサッカー関係者の皆様へ
2026年北中米ワールドカップ以降、協会を巡る様々な雑音により、大きな失望とご心配をおかけしたことを大変申し訳なく思っております。
ゴールに向けた熾烈な努力と情熱、その過程で生まれる正々堂々としたスポーツマンシップを通じて、サッカーファンの皆様に喜びと歓喜をお届けすべき当協会は、最近、本来の機能を失い、文字通り惨憺たる状況に置かれています。
国会聴聞会に続き、史上初の家宅捜索や、多数の内部構成員でさえまともに知らなかった十数年前の出来事に対する報道に至るまで、協会に関連する各種事案でご心労をおかけしたことを深くお詫び申し上げます。
ただし、協会は現在、このような不適切な行為やカード使用は絶対に発生していないという点を明確にいたします。あわせて、これまで太極マークをつけて大韓民国サッカーを代表してきた我が国の国家代表選手たちが収めた貴重な成果と努力が、今回の件によって誤解されたり、その意味が色褪せたりしないことを切に願っております。
協会は、このような全方位的な外部からの非難と叱咤を全構成員が胸深く刻み、徹底した刷新の機会といたします。より良い韓国サッカーの未来のために、深い自己省察とともに強力な努力を続けてまいります。高くなった外部の基準と目線に合わせて、組織文化の透明性と道徳性もさらに向上させます。
さらに、間もなくやってくるアジア競技大会と下半期のAマッチおよびアジアカップの準備を含め、会長選挙人団の拡大といった政策的課題も速やかに履行できるよう最善を尽くします。
改めて、大韓民国サッカーを愛し応援してくださったすべてのサッカーファンと、全世界のサッカー界関係者の皆様に、深い失望と驚きを与えてしまったことについてお詫び申し上げます。
今後、協会はサッカーが持つ本来の価値によって、皆様から怒りではなく歓呼を、野次や非難ではなく応援と称賛を受けられる組織へと生まれ変わるため、立ち止まることなく努力してまいります。
ありがとうございます。

