竹田恒泰氏「『女尊男卑』なら分かる」「女性を受け入れ男を排除」改正皇室典範成立

旧皇族の竹田家出身で明治天皇の玄孫(やしゃご)にあたる作家の竹田恒泰氏が、7月17日のインターネット番組「虎ノ門ニュース」に出演。同日の参院本会議で成立した改正皇室典範を巡る議論の中で、野党から「男尊女卑」と批判の声が上がったことに対し、明確に反論する場面があった。

竹田氏は番組で「男尊女卑といいますけど、逆なんですよ。民間人生まれの女性は過去1600年間、藤原氏が力を持ってから、藤原氏は民間人ですから、藤原氏の娘がバンバン皇室に嫁いでるわけですよね。民間出身の女性は1600年間、皇室の中に入ってきたわけですよ」と指摘した。

そのうえで「ところが、2000年もしくはそれ以上のわが国の歴史の中で民間出身の男が皇族になったことはないわけですよね。男は排除し、女性は受け入れてきたのが皇室なんです。だから男尊女卑ではなくて、排除しているのは女ではなくて、男を排除してきたわけなんですよ。『女尊男卑』というならば分かりますけども、『男尊女卑』と言われる筋合いはない」と明言した。

竹田恒泰氏

「男尊女卑」の発言を巡っては、共産党の小池晃氏が16日の皇室典範改正に関する参院特別委員会で「はるか遠い血筋の養子まで持ち出して女性、女系天皇の道を閉ざし、男系男子の継承に固執する政府の姿勢は時代錯誤の男尊女卑そのものだ」などと発言していた。

17日に成立した改正皇室典範は、現行の皇室典範が認めていない「女性皇族が婚姻後も皇族身分保持」と「旧11宮家の男系男子の養子縁組」をいずれも可能とする。養子の子孫が男性なら皇位継承権を付与する。養子の対象を昭和22(1947)年に皇籍離脱した旧11宮家のうち、配偶者と子がいない15歳以上の男子とした。縁組の時から皇族となり、意思に基づき皇籍を離れることはできない。養子本人は皇位継承資格を持たないが、男性子孫には付与する。

女性皇族は民間人との婚姻後も皇室に残れるようになるものの、配偶者と子は一般国民とする。婚姻後の女性皇族は一般皇族と異なり、住民基本台帳に記録される対象となる。

氏名 竹田 恒泰(Takeda Tsuneyasu)
生年月日 1975年(昭和50年)10月24日
肩書き 作家
出自 旧皇族・竹田家生まれ。明治天皇の玄孫にあたる。
最終学歴 慶應義塾大学 法学部 法律学科 卒業
主な受賞歴 2006年:第15回山本七平賞(『語られなかった皇族たちの真実』)
2021年:第21回正論新風賞
代表的な著書 『日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか』
『現代語古事記』
『天皇の国史』
『日本の礼儀作法~宮家の教え~』など

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