女優の髙石あかりがヒロイン松野トキを演じるNHK連続テレビ小説「ばけばけ」(総合ほか)の第50回が5日、放送される。トキが小谷春夫(下川恭平)とついにランデブーへ。そこはトキがよく知る思い出の場所で…。
「ばけばけ」第10週「トオリ、スガリ。」(第46~50回)振り返り(ネタバレあり)
松江に冬が訪れ、その寒さに苦しむヘブン。ある日、ヘブンに英語を教わる松江中の生徒、小谷が忘れ物を届けにやってきた。トキに思いを寄せる小谷は、トキと親しく会話を交わし、本来の目的を達成。後日、小谷はトキの幼なじみである野津サワ(円井わん)から、トキの好物が「怪談」であることを教えられた。
一方、島根県知事の娘、江藤リヨ(北香那)は、日本文化が好きなヘブンの前で琴を披露するなどアピールを続けるが、ヘブンがつぶやいた「シジミサン(トキ)ミタイ」という言葉が引っかかった。トキは実母の雨清水タエ(北川景子)から三味線などの稽古を受けながら、タエの息子、三之丞(板垣李光人)に毎月お金を渡し続けていた。三之丞はいまだ無職だった。リヨは、トキの存在によって自分が目立たなくなると文句を言い、三味線や生け花をやめるよう迫った。困惑するトキに、遊女のなみ(さとうほなみ)は、女中になってからのトキの表情が良くなったと伝えた。
そんななか、松江の寒さでヘブンがダウン。気管支カタルと診断され、通訳の錦織友一(吉沢亮)が授業を代行することになった。トキは看病するなか、亡き実父、傳(堤真一)を思い出し、不安を募らせる。そんなトキにヘブンは弱々しく「ワタシ…シヌ?」と声をかけ、「たとえ死んでも悲しまないでください。私はただの、通りすがりのただの異人です」と述べた。トキは「通りすがり」という言葉に、どこかさびしさを覚えた。
小谷はトキを元気づけようと、怪談の舞台巡りに誘った。快く応じるトキとさらに興奮する小谷。するとヘブンが布団から飛び出てきて「コタニ、シャラップ! ワタシ、ヤマイ、アナタ、ミマイ」と怒りを爆発させた。一方、松野家ではサワから小谷がトキに好意を持っていることが伝えられ、家族は小谷を婿候補として期待するようになる。そんなトキはヘブンの「通りすがり」という言葉がずっと頭から離れなかった。
リヨはヘブンを見舞い、寒さに苦しむヘブンに湯たんぽをプレゼント。早速試したヘブンはその温かさに感動した。リヨは、元気がないトキが気になった。トキは、自分は通りすがりと言ったヘブンが気になると伝えた。
トキをランデブーに誘った小谷は、トキのことをもっと知るため、サワのもとを訪問。そこにトキの母、フミ(池脇千鶴)も現れ、気づけば松野家総出のトキの新たな婿候補面談会が始まった。父の司之介(岡部たかし)や祖父の勘右衛門(小日向文世)の質問攻めにも耐えた小谷は松野家公認の婿候補として応援される。
数日後、大寒波がようやく去り、ヘブンの体調が回復。食欲も戻ったヘブンはトキの看病のおかげとお礼を述べた。錦織もトキに感謝。するとヘブンが「ナニ、コタニ、ハナシマシタカ?」と尋ねた。「先生が復帰されたら、お出かけしませんかって誘われまして」 と答えるトキにヘブンのリアクションは「ナルホド...OK」。そっけないヘブンの態度にトキは少し拗ねた。
朝ドラ「ばけばけ」第50回あらすじ
トキと小谷の約束の日が近づいていた。トキのあずかり知らぬところで、小谷の応援をすることになった松野家の面々がソワソワするなか、出勤前のトキに、小谷が正式にランデブーを申し込む。
迎えた当日、小谷がトキを案内したのは怪談の名所で、トキのよく知る清光院だった。気づけば、トキが小谷をリードするランデブーに。小谷はいよいよ思いをぶつけるが…。
朝ドラ「ばけばけ」とは?
松江の没落士族の娘、小泉セツと、その夫で作家のラフカディオ・ハーン(小泉八雲)をモデルとした物語。島根や熊本などを舞台に、怪談を愛し、何気ない日常の日々を歩んでいく夫婦の姿をフィクションとして描く。脚本は「バイプレイヤーズ」(テレビ東京)や「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」(総合)などで知られるふじきみつ彦氏。主題歌「笑ったり転んだり」をハンバート ハンバートが歌う。