南紀白浜空港(和歌山県白浜町)に、観光案内のほか、レンタカーの手続きや高速バスのチケット購入などができる総合案内窓口がオープンした。利用客の幅広いニーズに応えるのが狙い。
総合案内窓口は国際線ターミナル1階に設置され、今月5日に業務を始めた。観光案内、宿泊施設の紹介を行うほか、高速バスや同町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」のチケットを扱い、ワーケーションオフィスの紹介も行っている。また、レンタカー会社の係員がいて手続きを行うこともできる。
これまで国内線ターミナルに観光案内カウンターがあったが、幅広いニーズに応えるため、新設の国際線ターミナルで総合案内窓口としてリニューアルした。バスとタクシーの乗り場も国内線ターミナル前から同窓口近くに移動した。
空港を運営する南紀白浜エアポートの担当者は「飛行機が到着するとお客さまが立ち寄っており、好評を得ている」と話している。
国際線ターミナルは県が約16億円をかけて建設。地上2階建て延べ約3800平方メートルで、7月26日にベトナムと結ぶチャーター便が運航し開業した。