連休明け19日午前の東京株式市場の日経平均株価は反落した。前週末までの2日間で計800円以上上昇した反動で、当面の利益を確定する売り注文が膨らんだ。連休前終値からの下げ幅は一時300円を超えた。
午前10時半現在の日経平均株価は連休前の15日終値比316円94銭安の3万3216円15銭。東証株価指数(TOPIX)は7・20ポイント安の2421・18。
前日までの米国市場でハイテク株の下落が目立ち、東京市場でも半導体製造関連株が売られた。台湾積体電路製造(TSMC)が取引先に半導体製造の納入を遅らせるよう要請したとの報道を受けて、半導体需要の落ち込みが警戒された。