東京株午前終値４０３円安、前週上昇で利益確定売り

連休明け１９日午前の東京株式市場の日経平均株価は大幅反落した。午前終値は連休前の１５日終値比４０３円８６銭安の３万３１２９円２３銭。東証株価指数（ＴＯＰＩＸ）は１３・６９ポイント安の２４１４・６９。

前週末までの２日間で計８００円以上上昇した反動で、当面の利益を確定する売り注文が膨らんだ。

前日までの米国市場でハイテク株の下落が目立ち、東京市場でも半導体製造関連株が売られた。台湾積体電路製造（ＴＳＭＣ）が取引先に半導体製造の納入を遅らせるよう要請したとの報道を受けて、半導体需要の落ち込みが警戒された。