積水ハウスは19日、男性の家事・育児力を都道府県別に調査し、ランキングにした「男性育休白書2023」を発表した。首位は昨年に続いて高知で、家事育児をする時間などの評価が高かった。2位は鳥取、以下は佐賀、福島、島根と続いた。
同社が白書を公開するのは今年で5回目。調査は6月、小学生以下の子供を持つ20~50代の男女計9400人を対象にインターネットで実施した。男性の「育休取得日数」や「家事・育児時間」など5項目を数値化し、順位を付けた。
首位の高知は家事・育児の時間、掃除など関わった家事・育児の数、参加による幸福度の3項目でトップ。週当たりの家事・育児時間は首位高知が19・3時間、2位は佐賀の19時間。全国平均は12・7時間だった。育休取得日数のトップは岩手の43日で、富山、山梨が続いた。