「らんまん」徳永教授(田中哲司)の万葉集引用に朝ドラファン胸熱「本質は変わってなかった」「不器用な人のラブレターのよう」

槙野万太郎(神木隆之介)は、徳永政市(田中哲司)に辞表を提出(C)NHK
槙野万太郎(神木隆之介)は、徳永政市(田中哲司)に辞表を提出(C)NHK

NHK連続テレビ小説「らんまん」の第122話が19日、放送され、東大植物学教室の教授、徳永政市(田中哲司)の本心が垣間見えるやりとりが、多くの視聴者の心を揺さぶった。

日本の植物学の父、牧野富太郎氏をモデルに、激動の時代にひたすら愛する草花と向き合い続けた植物学者、槙野万太郎(神木隆之介)の波瀾万丈の生涯を描く朝ドラ。徳永は万太郎にとっての恩人で、彼の才能を高く評価し、前任の教授だった田邊彰久(要潤)によって追放されていた万太郎を教室に呼び戻し、助手として引き立てた。日本の古典文学をこよなく愛する人物でもある。

万太郎の辞意を知り、徳永は…

ドラマは第25週「ムラサキカタバミ」(第121~125話)の放送中で、国が推し進める神社合祀令によって森が伐採されることに心を痛めた万太郎は、植物を保護する活動に身を投じることを決意。この日の放送で、徳永の執務室を訪ねて自身の考えを伝えた。

国立大学の職員という立場上、国の方針に逆らうことはできないため、徳永は学内で万太郎をかばいつつ、繰り返し警告もしてきたが、万太郎の意向が変わらないとわかり、やむを得ずクビを宣告しようとした。しかし、万太郎は徳永の言葉を遮って自ら辞表を提出。今後の活動はすべて大学とは関わりのない個人の行動だと説明し、自分の勝手を許してほしいと詫びた。

徳永は驚き、引き留めようとしたが、万太郎の意志は固く、これまでの恩義に対して丁重に礼を述べ、部屋を出て行こうとした。徳永はその背中に、「この雪の 消残る時に いざ行かな」と万葉集に収められた大伴家持の和歌の上の句を投げかけた。万太郎が、背を向けたまま「山橘の 実の照るも見む」と下の句を返すと、徳永は万太郎が作った「日本植物志図譜」の新刊に描かれたツチトリモチの図を見て、「こんな植物画…お前だけだ」と賛辞を送って別れを惜しみ、窓の外に降る雪を見て寂しそうな表情を浮かべた。

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