米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平(29)は16日、今季の残り試合を欠場することが決まり、メジャー6年目のシーズンを終えた。8月に右肘靱帯を損傷。その後右脇腹を痛めたが回復せず、この日負傷者リストに入った。アナハイムの本拠地球場で記者会見したペリー・ミナシアン・ゼネラルマネジャー(GM)は「右肘は手術を含めた医療措置を可能な限り早く受ける。詳細は把握していない」と語った。
右脇腹は15日のMRI検査の結果、炎症が治まっておらず、本人が今季を終える決断を下したという。大谷は11試合連続で欠場した同日のタイガース戦後に本拠地の荷物を整理していたが、16日の試合中にはベンチに久々に姿を見せた。
投手としては23試合に登板し、10勝5敗、防御率3・14。打者では日本勢初の本塁打王獲得に可能性を残すア・リーグトップの44本塁打を放ち、打率3割4厘、95打点だった。
ペリー・ミナシアン・ゼネラルマネジャーの話 大谷は復帰に向けてやれる限りのことをやった。何度もスイングを試した。彼のプレーに対する姿勢には尊敬の念を抱く。(共同)