大阪商工会議所の鳥井信吾会頭(サントリーホールディングス副会長)が2期目へ続投する方針を示した。現在の任期は10月末まで。鳥井氏は大阪市内で開いた定例記者会見で「2025年大阪・関西万博の成功や中小企業の活性化に全力を注ぎたい」と抱負を述べた。
鳥井氏は前会頭が任期途中に退任した後に引き継ぎ、令和4年3月に会頭に就いた。鳥井氏はまた副会頭を務める塩野義製薬の手代木功社長が10月末に任期満了で退任することを明らかにした。後任には、大阪ガスの本荘武宏会長と、小野薬品工業の相良暁社長を起用する。
万博に向けて態勢を強化するため、定款を変更し、副会頭はこれまでの7人から8人とする。11月1日の臨時議員総会で正式に決定する。