産経ニュースで公開された記事をキッカケに16日、X(旧ツイッター)で「人生ゲーム」というワードがトレンド入りし、SNSに読者らからさまざまな書き込みが寄せられている。
ルーレットに出る数字に従って盤上でコマを進め、人生で起こるさまざまなイベントを疑似体験することができる人生ゲーム。記事では、発売55周年を迎えたゲームの、時代に合わせた変遷の歴史や、8代目となった最新版に取り入れられた新しいアイデアやルールなどについて紹介している。記事自体は9日に公開されたが、16日午前にYahoo!ニュースに転載され、改めてネットで注目が集まったようだ。
特に読者が関心を寄せているのが「結婚」に関する設定。これまでは、ゲームの過程でプレイヤー全員が必ず結婚する設定になっていたが、8代目ではルーレットで奇数が出た場合は、結婚せずに進行することになった。記事では、「今まで以上に、生き方が多様化している中で、結婚も今までみたいに絶対しなければいけないルールにしなくてもいいのではないか、という意見があった」という開発担当者のコメントを紹介している。
この新ルールに多くのユーザーが反応。Xには「時代に合わせると、そうなりますよね」「人生いろいろですもんね」「独身で終わる人生も一つの生き方」「人生ゲームにもダイバーシティの波」などと納得する声が続々と寄せられた。
一方、従来のルールについて「なんであんなに簡単に結婚できるのか不思議でならなかった(今も)」「昔から疑問だった、なぜ人生ゲームは結婚させられるのか」「思ったことあるわ。強制かよってw」などと書き込むユーザーも。また、独身と思われるユーザーからは、「なんか自分のためにすみません(泣)」「やっと、独りで遊んでも楽しい人生ゲームの登場」と好意的な声があがっていたが、「ゲームの世界くらい結婚させてくれぇ」とぼやく人もいた。