米大リーグ、エンゼルスで右脇腹を痛めている大谷翔平は10日、アナハイムでのガーディアンズ戦に7試合連続で欠場した。11日(日本時間12日)からはシアトルでマリナーズとの3連戦。ネビン監督は「状態を確認してからになるが、明日(11日)の復帰が現実的だ」と語り、次カードには出場する見通しを示した。
大谷の欠場中、ア・リーグの本塁打王争いで大きな変化は見られなかった。44本の大谷を9本差で追う2位ロベルト(ホワイトソックス)は9月は1本も打てず、差は縮まっていない。34本で3位のガルシア(レンジャーズ)は右膝のけがで8日に負傷者リスト入りして脱落。昨年の本塁打王ジャッジ(ヤンキース)は9本塁打を放った8月の勢いは陰り、31本どまりだ。各球団残り20試合を切り、エンゼルスもあと18試合。日本選手初の本塁打王を目指す大谷は復帰後は、1本でも多く積み上げたい。(共同)