浪速風

45歳定年制が実現したら

経済同友会代表幹事でサントリーホールディングス社長の新浪剛史氏(斉藤佳憲撮影)
経済同友会代表幹事でサントリーホールディングス社長の新浪剛史氏(斉藤佳憲撮影)

令和3年、サントリーホールディングスの新浪剛史社長が唱えた「45歳定年制」が波紋を広げたが、一方で多くの人が人生設計を考えるきっかけにもなった。終身雇用が前提でなくなる中、生きがいに沿った働き方を続けるのは理想だが、なかなか難しい。

▶︎ミドル、シニアのセカンドキャリア実現を支援するライフシフト大学の藤田英樹学長は「今や多くの日本企業で社員の半数以上が50代以上。30~60代のモチベーションが外国より低いと感じる」と指摘。同大は人生100年時代を見据え、80歳まで現役で活躍するのに必要な心構えやスキルを習得するプログラムをそろえ、現職での成長、転職や起業など個々の考えに応じた生き方を後押しする民間キャンパスだ。

▶︎日本は労働力不足が懸念されているが、元気なシニアが長く現役で活躍する選択肢が描ければ活性化にもつながろう。

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