日本ラグビー協会は5日、東京都内で会見を開き、中国・杭州で19日に開幕するアジア競技大会に参加する7人制男女の日本代表選手団各12人を発表した。
大会は男女とも24~26日までの3日間。男子は明大で主将を務めた石田吉平(23)=横浜、ベテランの加納遼大(31)=明治安田生命=らが選ばれ、主将は林大成(31)=日本協会=が務める。全部で12チームが出場し、1次リーグはシンガポール、タイと同じC組となった。
女子はトライゲッターの須田倫代(20)=追手門学院大、男女を通じて最年長の中村知春(35)=ナナイロプリズム福岡、しばらく15人制で活動していた松田凜日(21)=日体大=らが入り、平野優芽(23)=ながとブルーエンジェルス=が主将としてまとめる。7チームの参加で、香港、インド、シンガポールと同じF組に入った。
アジア大会では女子が前回の2018年大会(ジャカルタほか)で金メダル、男子は決勝で香港に敗れて銀メダルだった。女子の平野主将は「個々の強みを生かした攻撃と、粘り強くプレッシャーをかける守備で、2連覇を果たしたい」と意気込み、男子の林主将は「若い世代の選手が増えて、チームもいいバランスになってきた」と、こちらも金メダルを目指す。直近の8月に行われたアジアシリーズ韓国大会では男女アベック優勝を果たし、勢いに乗ってアジアの頂点を狙う。
メンバーは以下の通り(かっこ内は年齢でそのあとは所属、◎は主将)。
▼男子
石田吉平(23)=横浜
石田大河(25)=浦安
奥平湧(24)=相模原
加納遼大(31)=明治安田生命
ケレビ・ジョシュア(31)=愛知
谷中樹平(23)=トヨタ
野口宜裕(28)=セコム
◎林大成(31)=日本協会
福士萌起(24)=日野
松本純弥(23)=浦安
丸尾崇真(24)=神奈川タマリバ
吉沢太一(32)=大阪
▼女子
大竹風美子(24)=東京山九
大谷芽生(23)=ながとブルーエンジェルス
梶木真凜(23)=自衛隊
三枝千晃(26)=北海道バーバリアンズディアナ
須田倫代(20)=追手門学院大
田中笑伊(23=ながとブルーエンジェルス
堤ほの花(26)=日体大
中村知春(35)=ナナイロプリズム福岡
原わか花(23=東京山九
◎平野優芽(23)=ながとブルーエンジェルス
松田凜日(21)=日体大
水谷咲良(19)=東京山九