(セ・リーグ、中日―阪神、21回戦、5日、バンテリンD)阪神・近本光司外野手(28)が試合前練習に参加し、状態を確認した。ランニングやキャッチボールでウオームアップした後、外野で打球を処理し、室内で打撃練習を行った。練習後に取材に応じ、「ランニングしてキャッチボールして、バッティングして確認した。きょうは治療に専念します」と現状を話した。中日戦はベンチ入りメンバーから外れた。
近本は3日のヤクルト戦(神宮)の九回に右脇腹付近に死球を受けて途中交代。翌日に東京都内の病院で受けた検査で打撲と診断されていた。登録は抹消されずに名古屋入りし、この日、練習を行った。岡田監督は4日に「無理してもしゃあないからなあ」と中日との2連戦は出場させない方針を示しており、近本は「わからない。監督がどう判断するかだと思うので」と話すにとどめた。