ヤクルトD1位・吉村貢司郎、102日ぶり1軍マウンドは6回8安打7失点 味方のミスもありリズム乗れず

汗を拭うヤクルトの吉村貢司郎(撮影・今野顕)
汗を拭うヤクルトの吉村貢司郎(撮影・今野顕)

(セ・リーグ、ヤクルト-阪神、22回戦、3日、神宮)102日ぶりの1軍マウンドも、快投とはいかなかった。先発したヤクルトのドラフト1位・吉村貢司郎投手(25)=東芝=は6回8安打7失点。白星をつかむことはできなかった。

5月24日の阪神戦(神宮)で4回6安打2失点として以来の1軍マウンド。「ファームでやってきたことを上でもできるように。自分のできるボールをしっかりと一球一球投げられれば」と意気込んでいたが、悔しい投球となった。

味方のミスもあり、リズムに乗れなかった。一回先頭近本の右翼への当たりを、スライディングキャッチを試みたサンタナが後逸。結果は三塁打となり、いきなりピンチを背負うと、続く中野には四球。無死一、三塁ではノイジーを三塁へのゴロに打ち取り、「5―4―3」の併殺完成かと思われたが、今度は三塁・村上が二塁へ悪送球。1点を先制され、なお無死一、二塁となってしまった。1死後、佐藤輝に右越えの3点本塁打を献上。一回から4失点と苦しい立ち上がりとなった。

プロ1年目の今季は開幕ローテーション入りを果たし、4月30日の阪神戦(神宮)で初勝利を挙げるなど8試合で2勝1敗、防御率4・54。上半身のコンディション不良で5月25日に出場選手登録を抹消されてからは、2軍でノースロー調整の期間を経て復帰。ようやくこぎつけた1軍マウンドだったが、会心の投球とはいかなかった。(箭内桃子)

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