米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平は22日、アナハイムで4年ぶりとなるインターリーグのレッズ戦に「3番・指名打者」で出場。3打数無安打、2三振1四球で打率は3割4厘。
主砲トラウトが「2番・中堅」で戦列に復帰。大谷とのコンビ、「トラウタニ」が復活した。トラウトは7月4日の敵地パドレス戦で、打席でスイングした際に負傷。その後、左手の有鈎骨骨折と発表され、負傷者リストに入って離脱。不在の間は大谷の敬遠が増えるなど影響は大きく、ワイルドカードによるポストシーズン進出は極めて困難になった。
相手先発は6勝右腕アッシュクラフト。一回、トラウトの二飛後、2死走者なしの第1打席はスライダーに空振り三振。2-1と逆転して迎えた三回の第2打席はトラウトの二ゴロ併殺打で2死走者なしから四球。六回の第3打席は、トラウトとともに空振り三振。八回の第4打席は2番手左腕モールに対し、トラウトが復帰初となる三塁強襲の遊撃内野安打で出塁、期待された大谷は左邪飛に終わった。
トラウトは4打数1安打1三振。チームは五回に内野の乱れから逆転されて4-5で敗れた。ハリケーン接近の被害で日本時間24日はダブルヘッダーとなり、第1試合に大谷が投打二刀流で出場する予定。