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歌舞伎町・大久保公園の「立ちんぼ」を生んだ真相 平成と令和の「ホストクラブ」に変化、都合がいい自発的な個人売春

「立ちんぼ公園」と呼ばれる大久保公園前では、日が暮れると女性が並びだす=25日午後、東京都新宿区(画像を一部処理しています)
「立ちんぼ公園」と呼ばれる大久保公園前では、日が暮れると女性が並びだす=25日午後、東京都新宿区(画像を一部処理しています)

東京都・歌舞伎町の大久保公園周辺に立って個人売春を行う「立ちんぼ」や、ホストに没頭して体を売ってまで貢ぐ「ホス狂い」が社会問題化している。なぜ令和のいま、これらの問題がメディアで多く取り上げられるようになったのか。

そもそも、ホス狂いも立ちんぼも平成から存在はしていた。ただ、当時は表立って目立つような存在ではなかった。その理由は、平成と令和のホストクラブには大きな違いがあるからだ。

平成はカリスマホストの売上対決を地上波で放送したり、CDデビューをしたりしてメディアにも多く露出していたため、いまよりもホストが一般的に認知されていた。そのため、ホストクラブの客層もキャバ嬢、風俗嬢、クラブのママ、社長令嬢から芸能人までと幅広かった。

ホストからしても、一人一人の客単価が安くても母数が多かったので、それなりに売上があった。しかし、平成25年に「客引き禁止条例」が施行されて以来、それまで街で行っていたキャッチ行為ができなくなったのである。ホストは新規で客が捕まえづらくなり、SNSで自分をアピールして、興味を持った女性とDMをやりとりして店に呼ぶようになった。

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