陸上の世界選手権(8月、ブダペスト)代表に決まった選手が5日、大阪市内で会見し、4日の日本選手権を日本新記録で3連覇した男子110メートル障害の泉谷駿介(住友電工)は「これまでの世界選手権は悔しい思いをして終わっている。今回は自分の力を出し切れるように決勝を目指して頑張りたい」と意気込んだ。
同種目で2大会ぶりに代表となった高山峻野(ゼンリン)は「過去出場した2大会では決勝に進めなかった。できる限りのレースをして世界の壁を破れるようにしたい」と気合を込めた。
既に代表入りが決まっていた2選手も出席。男子20キロ競歩で前回銀メダルの池田向希(旭化成)は東京五輪でも2位で「心残りがあるので、金メダルが目標。どれだけ重圧や緊張感に打ち勝てるか」と意欲的だった。