もうすぐ梅雨の時期。雨の日の通勤は、どうしても足元が濡れやすく、いろいろと気になりますよね。読者の皆さんは、雨の日に安心して履くことのできるお気に入りのシューズはお持ちですか? 筆者はこれまで欲しいと思える靴に出会うことができずにいましたが、今回、アサヒシューズの新作「トップドライ オンオフ兼用 牛革×メッシュコンビシューズ 3E」を試着して、さまざまな観点から防水シューズに対するイメージが一変しました。筆者なりに感じた3つのおすすめポイントを紹介したいと思います。
1892年創業のアサヒシューズが手掛けるトップドライシリーズは、高い防水性と透湿性を兼ね備えたゴアテックスファブリクスを採用していて、雨や雪の日でも靴の中を快適に保つことのできる同社のイチ押しのシューズ。産経ネットショップでも高い人気があるそうですが、これまでメンズはブーツタイプのみの展開でした。そんななか、男性用では2015年以来8年ぶりに、現代のライフスタイルに合わせた新作モデルが誕生。最近では、これまでの在宅勤務から出社に切り替える人も増え、ビジネスとカジュアルシーンの両方で使用できるという新作シューズを、筆者もさっそく試してみました。ちなみにカラーはブラックとブラウンの2色展開のため、筆者はブラックを選びました。
まずはデザイン面ですが、筆者のなかで男性用の防水シューズといえば「野暮ったい」「ダサい」「種類が少ない」「ビジネスシーンで使いづらい」といったイメージ。女性向け商品はどれも洗練されていて、靴のタイプも多いのに、なぜ男性向けは魅力的に見えないのだろうとの疑問を感じていました。しかし、新作のトップドライは違いました。これが1つ目のおすすめポイントです。
牛革とメッシュ素材を組み合わせたオーソドックスなレースアップのデザインは、非常に落ち着いた印象。実際にスラックスを合わせてみましたが、悪目立ちせず、とても収まりが良かったです。一方、黒のデニムとの相性もいい感じで、つま先にかけて絞ったシルエットはなかなかスタイリッシュ。カジュアルなシーンでもパリッとおしゃれに決まります。筆者はパンツのラインが崩れるのが嫌なので、長靴やブーツはあまり好まないのですが、オーソドックスなローカットのタイプならその心配もなく、オン・オフ兼用となれば、長靴やブーツよりも活躍のシーンは増えそうです。
2つめのポイントは、足にフィットする履き心地のよさです。筆者は典型的な幅広・甲高で、靴の見た目が気に入っても足の形に合わず購入を諦めることも多いのですが、アサヒシューズは、日本人の足を研究しながら日本人に合ったモノづくりを追求してきた老舗メーカーということもあってか、足を入れたときの締め付けや、どこかに引っかかるといった違和感はまったくありません。普段は少し余裕を持って履くため27.5センチ、もしくは28センチをチョイスするのですが、今回の靴は幅広の3Eであることを考慮し、足の長さに合わせて27センチを着用したところ、足の幅、甲の高さともにほぼジャストサイズでした。
試しに家から会社まで約2.5キロの道のりを何度か歩いて出勤してみました。歩行時間にすると私の速度で25分ぐらいですが、おろしたての靴にもかかわらず足の痛みや靴擦れはとくにありませんでした。程よい硬さのソールは歩行時に安定感をもたらす一方、しっかりと屈曲性も備わっており、重量も想像以上に軽いので、足への負担は少なく、自宅-会社の往復を毎日のようにウオーキング感覚で楽しむことができました。
3つ目のポイントは、このシューズの最大のウリであり、試着を終えた私が最も推したい「防水性」です。ゴアテックスファブリクスには「ゴアテックスメンブレン」と呼ばれる薄いフィルム状の素材が用いられており、それに施された無数の孔は水滴より微細で水をブロック。その一方、水蒸気は通すため、防水性と透湿性に優れているそうです。
実は半信半疑で雨の中を歩いてみましたが、靴が跳ね上げる水しぶきも、直接の雨もたっぷりと浴びているにもかかわらず、靴の中が濡れている感覚はゼロ。結構長い距離を歩いて帰宅しましたが、くつ下は全く濡れておらず、足はむしろサラサラのままでした。ならばどこまでいけるのか試してみたくなり、ホースの水をじゃぶじゃぶとかけてみましたが、ゴアテックスが水をきれいに弾いて靴の中は完全にドライ。一方、普段履いているスニーカーは、あっという間にずぶぬれになってしまいました。トップドライはタンの両脇の隙間にもライナーを施しているため、雨からしっかりとガードしてくれます。履き口からよほど大量の雨が浸入しない限り、靴の中が濡れることはまずなさそうです。その完璧ぶりに思わず「これ、無敵じゃん…」とつぶやいてしまいました。
これまでカジュアル・ビジネスの両面で履けるようなバランスの取れた靴が見つからなかった筆者ですが、この圧倒的な防水性と透湿性にデザイン性まで備わっているとなれば、「これなら買いたい」と思えたのもごく当然でした。通勤の機会が増えている方、ちょうど通勤用の靴を新調しようとしている方、これからの梅雨の時期はもちろん普段の雨でも足元を気にせず快適に歩きたいという方に、このシューズをぜひおすすめしたいと思います。ちなみに筆者は試用期間を終えた今でも、雨が降りそうな日はありがたく使わせてもらっています!
「トップドライ オンオフ兼用 牛革×メッシュコンビシューズ 3E」の価格は1万7,600円(税・送料込み)。サイズ展開は22.5~28センチ(27.5センチ無し)で男女兼用。産経ネットショップでは無料で1回サイズ交換できます※ので、自分に合ったサイズをしっかり選べます。
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