ヤクルトの一部先発投手による練習が5日、神宮外苑で行われ、6日のロッテ戦(ZOZOマリン)に先発する小川泰弘投手(33)は短距離ダッシュなどで調整した。2日の楽天戦(神宮)が降雨中止となった影響で、登板日が4日の同戦から変更。今季初の交流戦登板へ、攻めの姿勢を貫く覚悟を示した。
「しっかりやるしかない。回の先頭から全力で入れるようにやっていきたいですし、どんどん攻めていきたい。パ・リーグは積極的に仕掛けてくるというイメージが強いですし、そこを見極めながら自分のピッチングができれば。自分のボールを投げ込んで、ストライク先行で勝負していくというところが一番大事だと思う」
中8日でのマウンドに向け、トレーニングで股関節や肩甲骨周りに刺激を加えてきたという小川。今季はここまで9試合に登板して2勝5敗、防御率4・15。ZOZOマリンスタジアムの風を警戒しながら「何とかマウンド上でアジャストできたら」と対応していく。
チームは5月末まで1分けを挟んで12連敗を喫していたが、6月に入って3連勝と好調。勢いを加速させるためにも重要なカード頭での登板になる。小川は「チームも勝ってきて、また新しいスタートだと思いますし、カード頭ということでしっかり自分の仕事を果たして、次につなげられるように、流れを作れるようにやっていきます」と決意を示した。