東海道新幹線運転見合わせで「北陸新幹線」「サンダーバード」「金沢経由」トレンド入り…「６時間の移動」「大阪延伸の必要性痛感」の声

ＪＲ東海が３日早朝、公式ツイッターで「始発から午前中にかけて東京駅～名古屋駅間で運転を見合わせます。名古屋駅～新大阪駅間では始発から１時間に１本程度『こだま号』を運転する計画です」などと発表した。その後、ツイッターでは「北陸新幹線」「サンダーバード」「金沢経由」のワードがトレンド入り。東京ー新大阪間の交通手段を多くのネットユーザーが検索したことによる影響と思われる。

ＳＮＳでは、東京ー新大阪・京都間の迂回ルートとして、金沢駅を経由する「北陸新幹線＋特急サンダーバード」を提案する人が続出。「北陸新幹線＋サンダーバード（金沢経由で下車して寿司食べ放題！）」「東京から関西に来るとき、東海道新幹線がダメなときは北陸新幹線という手段を覚えておいてほしい。東京↔金沢までを新幹線、金沢↔新大阪をサンダバード」などの書き込みが相次いだ。

実際にこの手段で移動したというユーザーもおり、「東京から新大阪の新幹線諦めて、東京から金沢へ。金沢からサンダーバードで新大阪。約６時間の移動」「新大阪こんな状態なので、とりあえずサンダーバード自由席何も考えず飛び乗る」「サンダーバード混みすぎ」「サンダーバード１４号の自由席待機列のすごさ…」といった現地レポが続々と寄せられた。

北陸新幹線は、東京－大阪までの整備計画が定められている整備新幹線で、来春に敦賀駅まで延伸開業する予定。ツイッターには「皆が北陸新幹線全通の必要性を感じたと思う」「東海道新幹線が止まって、リニア中央新幹線と北陸新幹線大阪延伸の必要性を痛感させられた」「はよ北陸新幹線大阪まで繋げ」といった声も多数寄せられた。

東海道新幹線は３日正午ごろに東京―名古屋間が上下線で再開し、全線が復旧した。