自民党の萩生田光一政調会長は2日、党本部で連合の清水秀行事務局長と面会した。萩生田氏は物価高対策や低所得者対策を求める連合から自民への要請書を受け取った。
面会で萩生田氏は「成長と分配の好循環をさらに進め、賃上げの流れをさらに加速させていきたい」と述べた。岸田文雄政権が掲げる少子化対策については「重要な要素は働き方改革だ」と強調した。
清水氏は少子化対策の財源について「国民の将来不安を払拭する形での税財政の抜本改革議論が急務だ」と訴えた。
今回の面会は、自民幹部と連合幹部による年2回の政策懇談会として行われた。