敗れた渡辺明前名人「力が足りなかった」 初タイトル獲得以降初、19年ぶり無冠/将棋

敗れた渡辺明前名人=長野県高山村(日本将棋連盟提供)
敗れた渡辺明前名人=長野県高山村(日本将棋連盟提供)

将棋の藤井聡太六冠(20)=棋聖・竜王・王位・叡王・棋王・王将=が1日、長野県高山村で指された第81期名人戦七番勝負第5局で渡辺明名人(39)を破り、対戦成績4勝1敗で名人位を奪取。谷川浩司十七世名人(61)が持っていた21歳2カ月の記録を40年ぶりに更新して史上最年少名人、羽生善治九段(52)に続く史上2人目で27年ぶりの7冠を達成した。

4連覇を目指すも敗れた渡辺前名人は「第4、5局の将棋の内容は特に悪かった。そこは残念な将棋だった。息が長い将棋になることが多かったが、局面が難しくなったときに差が出てしまった」。名人位を失ったことには「負けた将棋がチャンスが少なかったので、こういう結果になるのは仕方がないかなと思う」と語った。

また、2004年に竜王戦で初タイトルを獲得後、無冠時代がなかったが、タイトルを手放すことになり、「この3年くらいのタイトル戦の戦いを見ていると、こういう結果になるのは当然というか、力が足りなかった」と振り返った。


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