将棋の藤井聡太六冠(20)=棋聖・竜王・王位・叡王・棋王・王将=が1日、長野県高山村で指された第81期名人戦七番勝負第5局で渡辺明名人(39)を破り、対戦成績4勝1敗で名人位を奪取。谷川浩司十七世名人(61)が持っていた21歳2カ月の記録を40年ぶりに更新して史上最年少名人、羽生善治九段(52)に続く史上2人目で27年ぶりの7冠を達成した。
日本将棋連盟の佐藤康光会長(53)がコメントを発表した。以下、全文。
この度は名人位獲得並びに史上最年少での七冠達成、誠におめでとうございます。防衛を積み重ねながら、挑戦し数を増やしておられる現状は想像を絶します。タイトル全冠制覇も視野に入ってこられたかと思いますが、益々体調にご留意され、更なるご活躍を期待いたします。