陸上の岡山県高校総体最終日は28日、シティライトスタジアムで行われ、女子800メートル決勝に出場したドルーリー朱瑛里(しぇり、津山高1年)が2分11秒03で優勝し、1500メートルに続く2冠を達成した。
スタートから先頭集団に加わり、400メートルを2位で通過すると、残り300メートルから先頭に立ち、フィニッシュ。圧倒的な強さを見せ、6着以内の選手に与えられる6月の中国大会(16-18日、岡山市)への出場権を獲得した。午前に出場した準決勝2組では順位を確認しながら走り、2分16秒55で3着、全体の3番目で決勝に駒を進めていた。
中国大会には800メートルと1500メートルでの出場が決定。6着以内に入れば8月の全国高校総体(インターハイ=2-6日、札幌市)への出場が決まる。この後、今大会最後の出場種目である女子1600メートルリレーの決勝に出場する。
ドルーリー朱瑛里は、今年1月の全国都道府県対抗女子駅伝第3区(3キロ)で9分02秒の区間新記録をマーク。17人抜きの快走を見せ注目を集めていた。