福岡市南区の国立病院機構九州がんセンターで27日午前、4人が一酸化炭素中毒とみられる症状で病院に搬送された事案で、さらに5人が同様の症状を訴えていたことが分かった。病院に搬送されたのは男女計9人で、市消防局によると、いずれも意識はあるという。
病院などによると9人はいずれも委託職員で、施設2階にある栄養管理室内の洗浄室で食器を洗う作業をしていた。消防が詳しい状況を調べている。
がんセンターはJR鹿児島線南福岡駅から西に約3・5キロにある。病床数は411床。