JAおおいた(大分市)は26日、30代の職員が販売手数料や貯金など計約1700万円を着服していたと発表した。刑事告訴を検討するとともに「再発防止策を考える」としている。職員はフィギュアや衣類の購入に充てたと着服を認め、弁済の意向を示している。
JAおおいたによると、職員は令和3年8月~5年5月、業務に関わる中で知った生産者部会の通帳と印鑑を使い、部会の貯金などを複数回引き出した。
今年4月下旬、JAおおいたが決算作業中に西部営農経済センターの売り上げが少ないことに気付き、直後に実施した内部調査で発覚した。