25日に発生した長野県中野市の事件で、青木正道・市議会議長(57)宅内にいるのは、立てこもっている議長の息子だけになり、人質はいないとみられることが26日、捜査関係者への取材で分かった。
県警によると、同日午前0時10分ごろ、男が立てこもっている青木議長宅から新たに女性1人が逃げ出し、警察官が保護。25日午後8時35分ごろにも、議長の妻である男の母親が逃げ出していた。母親は無事とみられる。青木議長も無事が確認されている。
他にも屋外で男性1人が負傷しているが、近くにいるため救助できておらず容体は不明という。