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メッツ・千賀、カブス・誠也に今季初めて〝お化けフォーク〟を痛打される「楽しむ余裕はなかった」

サンスポ
カブス戦に先発したメッツ・千賀=シカゴ(共同)
カブス戦に先発したメッツ・千賀=シカゴ(共同)

カブス4-2メッツ(24日、シカゴ)メッツの千賀滉大投手(30)は5回を投げ、6安打3失点、今季最多の5四球を与え、6三振、106球を投げた。チームは敗れ、自身3敗目(4勝)を喫した。鈴木誠也外野手(28)とのメジャー初対戦では、3打数1安打1打点だった。

「きょうは正直、本当にボールがうまく操れていなかったので、誠也との対決だ、という楽しみな部分より、とにかく試合を壊さないようにというふうに考えていて、そこまで楽しむ余裕はなかった」

二回先頭ではフルカウントから四球。三回2死二塁では、83マイル(133キロ)のフォークを左翼フェンス直撃の適時二塁打を打たれ、2-2の同点とされてしまった。〝お化けフォーク〟が初めてハードヒット(打球初速95マイル、153キロ以上)された1球だった。試合前時点では、今季164球を投じたフォークは1球たりとも痛打を許さなかった千賀の代名詞。くしくもこの日、12球目、今季通算176球目では初めて鋭い打球を飛ばされた。

「甘い球をちゃんと打たれましたし、やっぱりすごい打者だと改めて思いました。いつかは打たれるし、あれだけ抜けて甘く入ってしまったら、ね」

五回無死一塁では捕邪飛に打ち取り、メジャー初対決は3打数1安打。日本時代は、2018年の日本シリーズでの2試合を含めて7打数1安打、4三振、2四球と千賀に分があった。

この日のシカゴは気温11度、北の風7メートルと厳しい気象条件だった。それでも「とても寒かったですけど、やっぱり寒いこと、風が強いこと(ボールが)手につかないこと、それに関してはこのハードな環境で野球をやっていくためには、あまり言い訳にしたくない。そこにフィットしていかないと、ここで活躍していけない」と巻き返しを誓った。

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