24日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は4営業日続落し、前日比255・59ドル安の3万2799・92ドルで取引を終えた。米連邦政府の債務上限問題を巡る協議難航を懸念した売り注文が優勢となり、下げ幅は一時300ドルを超えた。
債務上限引き上げを巡る協議が合意に至らず、米国債がデフォルト(債務不履行)に陥る可能性が意識され、投資家がリスク回避姿勢を強めた。ハイテク株主体のナスダック総合指数も続落し、76・09ポイント安の1万2484・16。
個別銘柄では、化学・事務用品の3M(スリーエム)や小売りのウォルグリーンズ・ブーツ・アライアンスの下落が目立った。ITのセールスフォース・ドットコムは買われた。(共同)