25日午前の東京株式市場は日経平均株価が反発した。半導体の需要が世界的に増えそうだとの期待から関連する大型株が買われ、相場全体をけん引した。外国為替相場の円安ドル高も支援材料になった。上げ幅は一時200円を超えた。
午前10時現在は前日終値比145円96銭高の3万0828円64銭。東証株価指数(TOPIX)は1・54ポイント安の2150・86。
米半導体大手エヌビディアの業績見通しが市場予想を超えて良好だったのに伴い、東京市場では半導体産業の先行きに期待が広がった。アドバンテストなどの半導体関連株が値上がりし、相場を押し上げた。
円相場が1ドル=139円台まで下落し、輸出関連の銘柄にも買いが入った。