24日のニューヨーク外国為替市場の円相場は対ドルで大幅下落して一時1ドル=139円48銭と、昨年11月下旬以来、約半年ぶりの円安ドル高水準を付けた。米長期金利が上昇し、日米の金利差拡大を意識した円売りドル買いが進んだ。
午後5時現在は、前日比89銭円安ドル高の1ドル=139円43~53銭を付けた。ユーロは1ユーロ=1・0744~54ドル、149円85~95銭。
米連邦準備制度理事会(FRB)のウォラー理事が、6月の次回連邦公開市場委員会(FOMC)での判断は今後発表される経済指標次第だとしながらも、物価上昇率が目標の2%に向けて明らかに低下していなければ「利上げの停止を支持しない」と明言した。(共同)