広島市西区の時計販売買い取り店舗兼住宅で昨年12月、計2千万円相当以上の金品が奪われ、親子3人が負傷した事件で、広島県警は24日、強盗殺人未遂と住居侵入の疑いで、大阪府藤井寺市の無職、大古健太郎容疑者(34)を逮捕した。実行役として8人を特定しており、逮捕は7人目。
逮捕容疑は昨年12月21日夜、ほか数人と共謀して親子3人が住む店舗兼住宅に押し入り、息子(50)の頭を工具のような物で殴り、両親にも暴行して現金約250万円と腕時計など130点以上(計2439万円相当)を奪ったとしている。息子は脳挫傷などのけがをし、現在も意識不明の重体。