小池百合子知事は24日、4月の東大和市長選で初当選した和地仁美市長と都庁で面会した。小池氏は当選を祝福し、東大和市との連携を強調。和地氏は「都と市がともに発展できるよう努めたい」と誓った。
小池氏は、東大和市長選を含む4月の統一地方選で、4区市で新たに女性首長が誕生したことに触れ、「多様性など、さまざまな都民のニーズに応えていく意味でも今後の展開が楽しみだ。ぜひとも活躍いただきたい」と期待を込めた。
和地氏は、「本日(都庁に)出向き、都のトップも女性だということを改めて感じ、心強さと安心感を覚えた。女性のリーダーとして尊敬すべき先輩。さまざまな指導をいただきたい」と協力を求めた。
和地氏は同市議を3期12年務め、前市長が引退を表明した同市長選に出馬。行政運営の継続や所得制限なしで高校生まで医療費を無償化する政策などを訴え、新人3氏の戦いを制した。