24日午前11時10分ごろ、秋田県鹿角市十和田大湯大平の山中で、青森県十和田市奥瀬十和田湖畔休屋の会社員、金田親子さん(50)が沢にうつぶせで倒れているのを捜索中の秋田県消防防災ヘリが発見した。金田さんはその後死亡が確認された。
鹿角署によると、沢は高さ約50メートルの崖の下にあり、金田さんは沢の水に顔をつけた状態だった。近くにはタケノコが入ったバッグがあった。金田さんがタケノコ採りをしていて、誤って崖から転落した可能性が高いとみて、署は詳しい状況や死因を調べる。
金田さんと連絡が取れないとして、家族が22日に警察に届けた。金田さんが乗っていた車が山中で見つかり、23日から周辺を捜索していた。