「元気な人が…」タリウム事件で被害の叔母 茶道・水泳・会社経営と直前まで活発な姿

産経ニュース
宮本一希容疑者の実家=3月5日、京都市左京区
宮本一希容疑者の実家=3月5日、京都市左京区

京都市の女子大学生が劇薬のタリウム摂取により殺害された事件で、殺人罪で起訴された宮本一希被告(37)=京都市左京区=が叔母(61)にもタリウムを投与して殺害しようとした疑いが強まり、大阪府警は24日、殺人未遂容疑で宮本容疑者を再逮捕した。

「(叔母は)今も話せない。それを思うだけで心が痛む」

叔母とかつての職場で同僚だった女性(57)が悲嘆に暮れる。子供のいない叔母にとって、容疑者はわが子同然だったといい、「一番つらいのは叔母。こんなことをするとは。想像を絶し、言葉にならない」と声を震わせた。

女性ら知人によると、叔母は若い頃から茶道をたしなみ、茶道裏千家の教室を開いたほか、市内の小学校で茶道部の講師としても活動。父親から引き継いだ不動産会社の経営のかたわら、趣味の水泳も楽しむパワフルな女性だった。

宮本一希容疑者
宮本一希容疑者

倒れたのは令和2年9月から社会奉仕団体の会長に就く矢先のこと。団体のメンバーは「本当に活発で元気な人だった。今でも信じられない」と振り返る。

「戻ってきてくれたのよ」。20年以上付き合いのある70代の女性は、宮本容疑者が東京から京都に帰ってきた際、うれしそうに話す叔母の姿を覚えている。

10年以上、一緒に水泳を練習する仲間だったという60代の女性は「一緒に海外に泳ぎにいった。遠泳も得意で、プールでの練習もほとんど休んだことがなかったから、倒れたときは驚いた」とする。

女性は叔母が容疑者のことを「頼れる存在」と話していたのを覚えているといい、「財産を(容疑者に)継がせるのが本人の役目だと思って、いろいろと教えてあげていたようだ。どうしてこんなことになったのか…」と言葉少なに語った。

叔母にもタリウム投与か タリウム事件で起訴の男、殺人未遂容疑で再逮捕

今、あなたにオススメ

izaスペシャル

  1. 「週刊文春」グラビアで團十郎より目立った片岡仁左衛門の〝お盛ん報道〟 40代女性との不倫疑惑、「噛みつく」性癖も明らかに

  2. 岸田首相の長男更迭「あきれるほかない」「登用がそもそも問題」 責任問う声上がる

  3. 【芸能ニュース舞台裏】「性行為強要された」と女優4人が告白 出演者じゃなくて監督の不祥事で映画公開中止「こんな形で知られるなんて…」関係者

  4. 【花田紀凱の週刊誌ウォッチング】(926) 猿之助さん一家「心中」事件の謎、『文春』『新潮』が肉迫

  5. 「一家心中」図った市川猿之助〝死の家族会議〟で浮かぶ3つの謎 死亡した両親「薬物捜査の視点からも疑問」元マトリ・高濱氏 

今、あなたにオススメ