平成9年に起きた神戸連続児童殺傷事件など重大少年事件の記録が永久保存とされず廃棄されていた問題で、最高裁は24日、調査結果の報告書を25日午後に公表すると明らかにした。最高裁の小野寺真也総務局長が記者会見し、内容を説明する。記録の重要性が十分に検討されずに廃棄された可能性が高く、詳細な経緯がどこまで示されるのかが焦点となる。
調査対象は36家裁・支部の少年事件52件に、民事裁判を加えた計約100件。