トランプ氏に追加賠償請求 米作家、評決後も中傷

産経ニュース
米ニューヨークの連邦地裁から出るジーン・キャロルさん=9日(ロイター=共同)
米ニューヨークの連邦地裁から出るジーン・キャロルさん=9日(ロイター=共同)

米作家ジーン・キャロルさんが22日、連邦地裁の陪審による約27年前の性的暴行認定後も、トランプ前大統領が否定して中傷発言を続けているとして、追加の損害賠償を求めニューヨークの裁判所に提訴した。賠償額は少なくとも1千万ドル(約13億8千万円)としている。AP通信が伝えた。

キャロルさんは、1995年秋から96年春ごろ、前大統領にニューヨークの高級百貨店の試着室で強姦されたと主張。ニューヨーク連邦地裁の陪審は今月9日、性的暴行と名誉毀損を認める評決を下し、前大統領に500万ドルの支払いを命じた。

前大統領は評決後、「魔女狩りだ」と反発。10日にはCNNテレビの番組に出演し「女性とは会ったこともない」「でっちあげの作り話だ」と一方的に非難した。11日に控訴した。

今回の提訴は、今月9日の評決とは別にキャロルさんが前大統領を名誉毀損で訴えていた裁判の内容を変更する形で行われた。(共同)

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