大谷翔平、100年間で2番目の快投 6勝目逃すも本拠地通算防御率2・08、狙われていた必殺スイーパー減らし6回9K1失点奪三振ショー

サンスポ
勝敗はつかなかったが、大谷は新たな配球パターンで好投した(共同)
勝敗はつかなかったが、大谷は新たな配球パターンで好投した(共同)

【アナハイム(米カリフォルニア州)21日(日本時間22日)=山田結軌、丹羽美佳子通信員】米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手(28)がツインズ戦に「3番・投手兼DH」で先発し、6回2安打1失点と好投した。6勝目はならなかったが、スイーパーの割合を減らす〝マル秘作戦〟で9奪三振。奪三振率12・20はア・リーグトップで、球団によると本拠地での通算防御率2・08は過去100年間で歴代2位(1位はマーリンズに2013-16年に在籍したホセ・フェルナンデスの1・49)となった。チームは4―2で勝利した

軍隊記念日にあわせてカーキの帽子をかぶった大谷が激変した姿を見せた。1-1の六回2死。4番ジュリアンからこの日割合を減らしていたスイーパー(速くて曲がりの大きなスライダー)でハーフスイングを奪い、4者連続三振。納得の表情で三塁側ベンチに引き揚げた。

「一番は球種のパーセンテージ、バランス。データを見て、この球種のパーセンテージをもっと伸ばした方がいいとかを意識した」

6勝目こそ逃したが、99球で6回2安打1失点と圧巻の内容。4月27日のアスレチックス戦から4試合連続で本塁打を浴びるなど、最近4試合は3失点以上を喫していた。得意球のスイーパーを研究され痛打される場面が目立っていたが、配球面をがらりと変えた。

試合前時点で球種別の割合はスイーパー44・9%、直球26・2%…。この日はスイーパー27・3%、直球26・3%、カットボール19・2%、スプリット16・2%、ツーシーム11・1%とスイーパーの割合を減らした。ア・リーグ最優秀選手(MVP)に輝いた2021年に決め球としていたスプリットの割合を増やすなど的を絞らせず。スイーパー自体も球速や軌道を変え、空振りを計22度奪った。

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