藤井聡太六冠が最年少名人と七冠に王手 名人戦第4局に勝利

産経ニュース
名人戦第4局で渡辺明名人(右)に勝利し、対局を振り返る藤井聡太六冠=22日午後、福岡県飯塚市(渋井君夫撮影)
名人戦第4局で渡辺明名人(右)に勝利し、対局を振り返る藤井聡太六冠=22日午後、福岡県飯塚市(渋井君夫撮影)

将棋の藤井聡太六冠(20)=棋聖・竜王・王位・叡王・棋王・王将=は21、22の両日、福岡県飯塚市で行われた第81期名人戦七番勝負の第4局で後手の渡辺明名人(39)に69手で勝ち、対戦成績3勝1敗で名人位獲得へあと1勝に迫った。第5局は5月31日、6月1日に長野県高山村で行われる。

今シリーズで藤井六冠は、谷川浩司十七世名人(61)が持つ最年少名人(21歳2カ月)の記録更新に加え、羽生善治九段(52)に続く史上2人目、最年少での7タイトル保持を目指す。4連覇がかかる渡辺名人は後がなくなった。

名人戦第4局2日目に臨む渡辺明名人(右)と藤井聡太六冠=22日午前、福岡県飯塚市(日本将棋連盟提供)
名人戦第4局2日目に臨む渡辺明名人(右)と藤井聡太六冠=22日午前、福岡県飯塚市(日本将棋連盟提供)

渡辺名人が積極的に攻め、藤井六冠が丁寧に受ける展開だったが、中盤でリードを拡大した藤井六冠が一気に押し切った。

終局後、藤井六冠は「あまりスコアは意識せずにいい状態で臨めれば」と次局への抱負を述べ、渡辺名人は「早い時間で終わってしまった。もうちょっといい将棋を指さなければ」と話した。

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