米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平は21日、アナハイムでのツインズ戦に投打二刀流の「3番・投手兼指名打者」で出場。投では6回、99球を投げて2安打、9三振3四球と好投したが、同点で降板したため、6勝目はならなかった。防御率は3・05。打では3打数1安打、1申告敬遠で打率は2割8分7厘。
今季10度の投打二刀流で打では11本塁打でトップが14本のア・リーグ5位。投では防御率3・05はリーグ13位、80奪三振は同2位につけている。
この日のマウンドはスライダーの比率を下げ、フォーシームやカットボール、スプリットなど多彩に織り交ぜる投球。ただ四球が目立ち、三回に2死から出塁させると2番コレアに右中間を破るタイムリー二塁打を打たれ、先制点を与えた。一方で五回2死の1番打者から4者連続三振を奪うなど、ピンチを三振で防ぎ、失点を重ねなかった。
打つほうは一回1死一塁の第1打席ではフォーシームに詰まりながら中前打。三回2死一塁の第2打席はいい当たりの一ゴロ。五回2死二塁では申告敬遠。勝ち越した後の七回1死三塁での第4打席は3番手の左腕デレオンに対して二ゴロで三塁走者は本塁タッチアウト。
試合は4-2で勝ち、5カードぶりに勝ち越した。