将棋の藤井聡太六冠(20)=棋聖・竜王など=が渡辺明名人(39)に挑む第81期名人戦七番勝負第4局が21日、福岡県飯塚市の麻生大浦荘で指され、先手の藤井六冠が39手目を封じて2日制の1日目を終えた。
藤井六冠の2勝1敗で迎えた第4局初日。藤井六冠が速攻の構えをみせるも形勢はほぼ互角。藤井六冠は午後6時半頃に「封じます」と宣言。22日午前9時から再開される一手を記入した用紙を立会人の深浦康市九段(51)に手渡した。前回13、14日の第3局では4連覇を目指す渡辺名人が初勝利。藤井六冠は勝てば史上最年少名人と7冠達成に王手をかける。