感染症早期察知へ監視網 WHO、遺伝子情報を共有

産経ニュース
スイスのジュネーブにある世界保健機関(WHO)本部(共同)
スイスのジュネーブにある世界保健機関(WHO)本部(共同)

世界保健機関(WHO)は20日、感染症の原因となるウイルスや菌などの遺伝子情報の分析や共有を担う「国際病原体監視網(IPSN)」の創設を発表した。新たな感染症の大規模流行を早期に察知し、ワクチンや治療薬の開発に不可欠な情報を一元的に管理することで、迅速な対応を目指す。

WHOはドイツ政府の財政支援を受け、感染症対策の新拠点を2021年9月にベルリンに開設。IPSNは同拠点に事務局が置かれ、各国当局や研究機関、民間企業や各種団体など、さまざまな組織と情報を共有する仕組みが構築された。

新型コロナウイルス感染症への対応でも、ウイルスの遺伝子情報は変異株の覚知やワクチン開発に生かされた。(共同)

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